WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年5月12日月曜日

式根島の旅日記〜最高峰に登る。そして、海で昼寝。



 

ほとんどの人が島を移動するのにレンタサイクルで自転車を借りて、島を移動していた。
僕はこの島をこの足で歩きたかった。
だから自転車は借りない。




しばらくアスファルトを歩き、分岐を曲がると山道に入った。







この道は、式根島最高峰のカンビキ山(最高峰の山といっても標高100mほど)に続く。



道は歩きやすく、アップダウンもほとんどない。最高峰の山が100m峰だけある。

ほとんど平坦だったというのもあり、歩いては時々走った。

久々に山道を走った。気持ちいい。


しばらくすると森を抜けた。











そして、式根島で一番高いところへやってきた。

振り返るときれいな緑がどこまでも続いていた。



海と緑が見渡せる。しばらく僕は辺りを見回す。



ここにきてよかった。
出発の朝に思い立ってここまでやってきた。
布団からでて、荷造りして、めんどくさいと思いつつもここまでやってきた。
あのまま何も行動を起こさなければ、この景色を目にすることはなかった。
















結局、僕は道を間違えつつ、だいたいの島の外周を3、4時間は歩いただろうか。

僕は密かに、飲食店も商店も数店しかないような、島の中心部をゴールにしていた。







ご飯を食べるためだ。
歩くのに飲みかけの麦茶しか持っていなかった僕は、お腹が減った。

途中商店でお惣菜のつまみ食いをしながらお店を探す。



地図をみると、島の料理を出す島唯一の千漁という居酒屋がある。

いって覗いてみると、2000円ランチでその一種類。チョイスできない。

ならば夜に来ようと思った。
好きなものを頼んで、ビールでものもう。


ピンとくるものがなく、とりあえずチューハイを買って、キャンプ場横の海岸で昼食にした。
船に乗る前、東京駅近くのアマノフーズで買ってきたアルファ米と親子丼をお湯を沸かして調理する。
山ご飯でよく活用しているフリーズドライ。軽くて簡単で美味しくていい。



もう14時を過ぎている。

お腹いっぱいになって、ほろ酔いになり、そのまま昼寝をした。

何も考えない。

贅沢な時間。



しばらくして僕はむくっと起きた。


女の子二人。
一人はぼーっと座って海を眺める


            


もう一人は膝まで海に入っていろんな角度からいろんな方向の写真をとっていた。














僕も海に入る。

冷たい。

遠くの方では中学生ぐらいの男の子が海の先生のような人に海の潜り方を教わっている。
彼らの話を聞いていたが、海に潜りたくて沖縄などいろいろいったがその度に天気やいろんなことが起こりもぐれなかった。

彼は海に潜りたくてここにやってきた。

強い意志を感じる。

中学生の頃の僕は、こんなに明確な意志を持っていただろうか。









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