WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年3月22日土曜日

奥多摩 大岳山-御岳山縦走〜本当は話したくない山の失敗談。





数年前の話。

本当は話したくない、初めての本格登山での失敗談。

山をはじめたばかりの頃、奥多摩の大岳山〜御岳山縦走をした。


そして、本当に大変な思いをして、大岳山山頂に着いた。あそこからみた景色はじんわりと目に来るほど感動的だった。あの時の感動があるから今でも山がやりたいと思うのかもしれない。


二月の終わり、春先でとても暖かな日だった。

僕はもっと高い山に登るために、鎌倉の山々でもっと高い山へ登るためにたくさん歩いて足を鍛えた。

自信がついた。行こうと決めた奥多摩の大岳山〜御岳山縦走は山と高原社の地図によると中級になっている。でも、大丈夫。体力ならある。

そう思ってほとんど経験の無い僕とパートナーは中級コースを行くこととなった。

ところが、登山のゴールでケーブルカーに乗るはずだった御岳山神社に着いたのはもうすっかり暗くなってからだった。当然ケーブルカーはもう終わっている。神主さんは丁寧にこの先はくねくね一本道の車道を下るだけと、親切に教えてくれた。なんとご好意でお菓子まで頂いてしまった。

真っ暗闇の道を小さなヘッドライトを頼りに下っていると、車が通った。

大丈夫かい?

もう下るだけなんで大丈夫です。

と一旦は別れたものの、よほど心配だったのか、折り返してきて、

乗ってきな!

と、一言。

言葉に甘えて御岳駅まで乗せて行ってもらうことができた。本当にラッキーだったし、本当に感謝です。また、無知で危険な登山をしてしまったと今となっても深く反省しています。

こんなことを繰り返さないために失敗だと思うところをまとめてみました。

登山の時間配分

まず、出発が遅くなってしまったにもかかわらず、何の反省もなく山に入ってしまった。

見るもの見るものすべて新鮮だったので、写真を撮りまくった。それは良かったが、時間がかかりすぎた。

登山時期

山を知らなかった僕らは、春先に雪があることを考えていなかった。
標高が上がるにつれて雪のある道がチラホラ出てきた。それにもかかわらず、ここまで来たんだから、という想いでアイゼンもなしに登山を続けた。

結果、登りはよかったものの下りはお尻をついて斜度のあるところを滑りおりるなどかなりの怖い思いを強いられた。


体力不足

体力は大丈夫と舐めていたが、さすがに中級のコース。雪があったのもありかなり体力を消耗していた。後半は時間が押していたのもあり、できるだけ休憩はせずに歩き通した。


これを踏まえての今回の反省

1 登山時期をよく検討する。初めてならば、雪が残ってそうな場所、標高まで登らない。事前の情報収集が不十分であった。

2 登ってもし雪があったならば、アイゼンを持っていない限りはそれ以上進まない。

3 何があるかわからない。自分の体力にあったルートを選ぶ。エスケープルート(途中で下山できるルート)をしっかり検討しておく。


楽しむためにも安全管理はきちんとしましょう!

僕みたいにならないように…


写真はまだ登り初めの方で、この後危険な登山になるとは知る由もない…の姿。笑


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